カーテンレールの選び方
カーテンレールといっても、種類が沢山あり、値段も様々です。
様々なカーテンレールを種類に分けながら、「カーテンレールの見つけ方」・「カーテンレールの探し方」をまとめました。
どんな種類にカーテンレールが分けられているか、気にしてみると、取り付けたいカーテンレールが見つかりそうです。
【伸縮のカーテンレール】
と
【定尺・オーダーサイズのカーテンレール】
【伸縮のカーテンレールとは?】
ホームセンターなどでも、販売されているのを目にすることの多い、伸縮性のカーテンレールです。
一般的に価格はリーズナブルです。レールが伸縮するので、大まかな採寸で、取り付ける際にサイズを調整すれば、手軽に取り付けが可能です。重量のあるカーテンを下げるときなどには、許容重量などを必ず確認ください。
【定尺・オーダーサイズのカーテンレールとは?】
当店でも取り扱っているタイプのカーテンレールです。一本のカーテンレールを、お好みのサイズにカットして取り付けます。金ノコなどで切ったり、オーダーで発注したり、好みの長さで取り付けを行います。
一般的に、戸建てや、公共物件などで指定・使用されるカーテンレールです。耐用年数も高く、走行性も良いので、カーテンレールとして、長く使用される場所に選ばれています。
「走行性が良い」カーテンレールは、開閉のストレスがなく、カーテンを傷めないこと特徴です。カーテンレールだけでなく、カーテンもケアでき、長く使用頂けます。伸縮のレールより1.5倍~2倍くらいの価格です。
【機能性レール】と【装飾性レール】
【機能性レールとは】
主に、走行性を重視したレールです。カーテンの開閉をスムーズにすることを考えられて作られたカーテンレールです。形状も様々なので、取り付ける場所に応じた機能性のレールを選びます。
一般的に、1本で取り付けることを「シングル」、2本取り付けて、カーテンをドレープとレースと2枚別のカーテンを付けられるようになっているものを「ダブル」という名称で呼んでいます。
機能性レールでも値段に差があります。その差は、レール自体の肉厚、レール内を走行するランナーの大きさなどによるものです。肉厚のしっかりしたものは、重たいカーテンレールを開閉する時に効果を発揮します。ランナーが大きければ、走行性が良くなり、カーテンをストレスなく開閉することができます。取り付け高さのある場合などにも、走行性の良い大きなランナーを持ったものの方が、ストレスなくカーテンを開け閉めできます。この辺をポイントにすると、その場所にあったカーテンレール選べます。
【装飾レールとは】
名前の通り、レールに装飾が加わったものです。インテリアの雰囲気作りのために欠かせない、「見せる」ためのレールです。
素材も、今はアイアンなどの金属製のもの、木製、木目調のものなどの品揃えがあります。
元々は海外のインテリアを参考に作られたものですが、海外はカーテンの開閉をそこまで頻繁にしません。日本では出入りを含め、カーテンの開閉が多い文化なので、開閉をスムーズにするように開発されています。
また、最近では、空間の統一感や、インテリアの作りこみに、好んで使用されています。インテリアのポイントとしても、「目線の上まで行き届いた空間」=「トータルに完成された空間」として目にすることも、今やスタンダードです。
カーテンレールを種類ごとに分けることで、取り付ける場所に適したカーテンレールが見るかる手掛かりになればと思います。
安いから…値段面だけでなく、将来的にどう使っていきたいか考えると、空間にあったカーテンレールを見つけていけそうです。